紅葉の鈴鹿山麓と旧街道宿場町を巡るサイクリング(下見) 11月16日17日(土日)

紅葉の鈴鹿山麓と旧街道宿場町を巡るサイクリング

11月16日17日(土日)

 

秋のサイクリングにふさわしい、旅情あふれる歴史街道の旅に下見に行ってきました。

 

中仙道の醒ヶ井宿、柏原宿をスタートし、関が原からは伊勢街道を

右手に鈴鹿の山々の紅葉を見ながらのサイクリング。

鈴鹿随一のパワースポット「椿大神宮」で交通安全祈願の後

御在所岳の麓、紅葉の湯の山温泉に宿泊。

旧東海道の宿場町の面影を残す亀山宿、関宿でいにしえの旅ロマンを味わいます

 

 

旅の始まりは、中仙道の醒ヶ井宿。

中仙道は江戸と京都を結ぶ東海道と並ぶ大動脈。京都から琵琶湖の沿岸、草津までは東海道と同じルートをたどり

東海道は、急峻な鈴鹿山脈の峠越えとなるが、中仙道は琵琶湖沿いに米原まで北上し、「瞼の母」の番場の忠太郎で

有名な番場宿から醒ヶ井、柏原、今須、関が原と現在の東海道新幹線、東海道本線、名神高速道路が通るルートを名古屋まで通じていた。名古屋からは木曽路を経て諏訪から現在の中央線、中央自動車道のルートをたどり江戸に到る。

 

 

 

現在の醒ヶ井は、中仙道の趣を残す宿場跡と居醒(いざめ)の湧き水と梅花藻で有名。

 

 

 

梅花藻は7月頃に居醒の湧水から流れる地蔵川に生えて可憐な姿を見せてくれる。

宿場町跡にはいまも軒の低い古民家が当時の面影を伝えており、ベンガラ格子の町並みは

地蔵川の清流に映えて、ここでしか味わえないしっとりとした趣がある。

 

動画でどうぞ

http://www.youtube.com/watch?v=nEPeK3DlHv0&feature=c4-overview&list=UU1CGIGAx7ML5qej-29r7CEA

 

醒ヶ井宿をすぎると、伊吹山のふもとにある、柏原宿。

上の写真は、柏原宿の入口。

右手にはたんぼが広がり、左手には丘が迫ったところに、松並木があり

あたかも、江戸時代にタイムスリップした錯覚を起す。

 

 

 

 

 

柏原宿は、中仙道の往時の姿をそのまま残した町並みが残っており、

今にも草鞋すげ傘姿の旅人がふっと現れそうな素敵な宿場跡

 

動画でもどうぞ

http://www.youtube.com/watch?v=zfs1mr0FclQ&feature=c4-overview&list=UU1CGIGAx7ML5qej-29r7CEA

 

次は今須宿。ここから中山道は山側に道をとり、関が原に向かう。

サイクリングは、中仙道を離れて、南に向かい、鈴鹿山麓の伊勢街道へと向かう

 

動画でどうぞ

http://www.youtube.com/watch?v=uFToL-5mWjA&feature=c4-overview&list=UU1CGIGAx7ML5qej-29r7CEA

岐阜県から三重県に入って、鈴鹿の山麓を気持ちよく走ると、ちょうど一息入れたい頃に

草もちが名物の「えぼし」がある。

 

 

 

 

 

お茶を一服いただきながらの草もちは美味。

 

 

 

左手に鈴鹿山脈の藤原岳を見ながら、山麓の気持ちのいいコースを快走。

 

 

 

途中の大日堂には、ユーモラスな五百羅漢が迎えてくれる。

大日堂のむかえには、和菓子の名店大昇堂

 

 

 

 

名物の「がんたち餅」は関西では「さんきら餅」と呼ばれる

がんたち(さんきら)の葉に包まれた餡餅。

 

後ひと走りで、御在所岳の麓の湯の山温泉に到着。

 

 

 

湯の山温泉駅のすぐ前のアクアイグニスでこの日のサイクリングは終了。

 

 

 

有名パティシエ辻口博啓のお菓子やパンが味わえます。

ここでお買い物の間に、自転車は車載の準備完了。湯の山温泉へは、バス移動です。

 

 

 

御在所ロープーウエイの乗り場からは、多分紅葉が楽しんでいただけると思います。

この日のお泊りは湯の山ロッジ

 

 

翌日は、湯の山温泉をスタートして、さらに南に伊勢街道を進みます。

 

 

 

 

 

山麓のふれあい牧場に立ち寄り、ジャージー牛の濃厚ソフトクリームに舌鼓

伊勢茶の茶畑の中を、伊勢一之宮、椿大神社に向かいます。

 

 

 

 

 

椿大神社は猿田彦を祀り、伊勢参りの旅人が道中安全を祈願した交通安全の神様。

サイクリングの安全を祈願しましょう。

 

 

昼食は、農家レストラン「みどりの大地」で鈴鹿の旬素材をふんだんに使ったバイキング

 

ランチの後は、東海道の宿場町亀山を目指します。

 

 

 

 

 

東海道五十三次の46番目の宿場町「亀山」

中仙道よりも道幅も広く、当時の日本一の海道であったことがしのばれます。

 

動画でどうぞ

http://www.youtube.com/watch?v=smQ85XJJvOQ&feature=c4-overview&list=UU1CGIGAx7ML5qej-29r7CEA

亀山を越えると、いよいよこのサイクリングのハイライト、「関宿」

東海道はここから難所の鈴鹿峠へののぼりに差し掛かり、また伊勢別街道、大和街道との交差点でもあり

大変にぎわった宿場町であった。

当時の姿を、そのままに残す町並みは、野次さん喜多さんが今にも現れそうな雰囲気。

 

 

 

 

 

動画でどうぞ

http://www.youtube.com/watch?v=fJFn6Ka6yZU&feature=c4-overview&list=UU1CGIGAx7ML5qej-29r7CEA

 

 

サイクリング終了後は、足湯に浸かるもよし、関ドライブインで松阪肉コロッケや赤福を食べるもよし。

秋の紅葉と歴史ロマンに触れる1泊2日のサイクリングです。

 

このコースの造成には、四日市市にお住まいのお客様、細川様にお手伝いをいただきました。

ありがとうございました。